スイスラジオ局とCouleur 3
スイスの公用語は地域によって4カ国語で分かれているため、国立のテレビやラジオも地域によって言葉も内容も異なります。 フランス語圏の公式ラジオ・テレビ局は、Radio Télévision Suisse 【RTS - スイス国営ラジオ・テレビ】となり、ラジオ局【RSR】は、4チャンネルを提供しております。 その中の、【Couleur 3 - カラー3】はローザンヌ市から放送されており、スイスに限らず、フランス語圏の中でも若者の間では幅広く知られています。”生意気”で個性的な色を出しながら、国営放送のため音楽業界からのプレッシャーなどもなく音楽の番組編成もユニークで、ニュース番組なども大胆な調子で的を射た質問を投げかけてくれます。ここでは、Eric Grosjean 〈グロジャン・エリック〉氏の【La vie est belle - 人生はすばらしい】という皮肉ったニュース分析のコラムを週に1回ご紹介いたします。ページの元記事リンクにクリックしていただければフランス語のオリジナル版もご覧になれ、緑色の再生ボタンを押せば放送の録音も聞けます。また、以下のリンクにて24時間生放送で”Couleur 3”が聞けます! →Couleur 3正式ホームページ

クラゲの世紀 – Le siécle des méduses

Posted: 9月 27th, 2011 | Author: littleeurope | Filed under: RSR | Tags: , , , , , , , , , , , | No Comments »

来週の9月27日、我々地球人は”年間在庫”を食い尽くすことになる。つまり来週、このが補給を危険にさらさずに生める天然資源の1年分に値する量を消費することになる。要するに、冷蔵庫が空っぽになる。
今年を終えるのに、クレジットで生きるしかなくなる。今の場合で言うと、生産される肉より多く食って、再植え付けされる木より多く消費して、繁殖される魚より多く釣る、ということを意味してる。

”在庫”に手をつければこうなる:例えばナミビアでは、1970年には1,700万トンものの魚が釣られていたが、今日ではわずか10万トン。その海の生物の中で、亀やもたくさんいた。この二匹はクラゲが大好きだ。クラゲに目がないくらい。ほら、あれだよ。夏休み中に海辺でクロールをしてる時におまえの腕の下にハマってしまう、あのちくちく刺す意地悪いやつだよ。今はあのクラゲちゃんが有頂天だ。気候変化で海が温暖化し始めた時からは、おかげでますます増えてきたのも嬉しかっただろうが、いくつかの地域で鮪のような捕食動物がいきなり消えたのもありがたい限りだ。

魚の数の4倍となったクラゲ。それに魚の赤ちゃんの稚魚が大好物だというので、ナミビアでの最悪シナリオの続きはもう想像できてるよね。いつか、そのうちクラゲしかいなくなるだろう。崩壊、捕食、変化、ここでは釣りだけど、それぞれのある限界を超えれば、後戻りがつかないで生態系は体制を変える。この限界のメカニズムはクラゲにも通用しているけど、人間社会にも影響する。
1月上旬に冷蔵庫を空にして、そして150億人の私たちは一年間のうち11ヵ月クレジット状態で生活している日がきたら、クラゲの生活がうらやましくて仕方がなくなっちゃう気がするね。

【2011年9月23日 : 記】

●元記事リンク:
http://blogs.rsr.ch/la-vie-est-belle/le-siecle-des-meduses/



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