クラゲの世紀 – Le siécle des méduses
Posted: 9月 27th, 2011 | Author: littleeurope | Filed under: RSR | Tags: Couleur 3, Eric Grosjean, La vie est belle, little europe, Radio Télévision Suisse, クラゲ, グロジャン・エリック, スイス, フランス語, リトルヨーロッパ, 人生はすばらしい, 生態系 | No Comments »来週の9月27日、我々地球人は”年間在庫”を食い尽くすことになる。つまり来週、この星が補給を危険にさらさずに生める天然資源の1年分に値する量を消費することになる。要するに、冷蔵庫が空っぽになる。 今年を終えるのに、クレジットで生きるしかなくなる。今の場合で言うと、生産される肉より多く食って、再植え付けされる木より多く消費して、繁殖される魚より多く釣る、ということを意味してる。
”在庫”に手をつければこうなる:例えばナミビアでは、1970年には1,700万トンものの魚が釣られていたが、今日ではわずか10万トン。その海の生物の中で、亀や鮪もたくさんいた。この二匹はクラゲが大好きだ。クラゲに目がないくらい。ほら、あれだよ。夏休み中に海辺でクロールをしてる時におまえの腕の下にハマってしまう、あのちくちく刺す意地悪いやつだよ。今はあのクラゲちゃんが有頂天だ。気候変化で海が温暖化し始めた時からは、おかげでますます増えてきたのも嬉しかっただろうが、いくつかの地域で鮪のような捕食動物がいきなり消えたのもありがたい限りだ。
魚の数の4倍となったクラゲ。それに魚の赤ちゃんの稚魚が大好物だというので、ナミビアでの最悪シナリオの続きはもう想像できてるよね。いつか、そのうちクラゲしかいなくなるだろう。崩壊、捕食、変化、ここでは釣りだけど、それぞれのある限界を超えれば、後戻りがつかないで生態系は体制を変える。この限界のメカニズムはクラゲにも通用しているけど、人間社会にも影響する。 1月上旬に冷蔵庫を空にして、そして150億人の私たちは一年間のうち11ヵ月クレジット状態で生活している日がきたら、クラゲの生活がうらやましくて仕方がなくなっちゃう気がするね。
【2011年9月23日 : 記】
●元記事リンク:
http://blogs.rsr.ch/la-vie-est-belle/le-siecle-des-meduses/
コメントをどうぞ
You must be logged in to post a comment.
記事への不適切なコメント並びに中傷コメント、著作権を侵害するような内容、商業目的広告目的なものがございましたら、削除させて頂きますのであらかじめご了承ください。コメントが不適切と判断せざるを得ない時には、やむなく投稿出来なくなる場合があります。